所長メッセージ
移行申請検討中の医師会 会長様へ
師走に入り、多忙の日々が続いているのではないかと思われますが、皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、新公益法人制度への移行期限も既に3年を切ってしまいました。東京都医師会の会計・税務顧問を務めさせていただいている、私、梶原のもとへも、各地区医師会からのご質問が増加しております。
この様な中、去る平成22年11月1日付で社団法人調布市医師会は、公益社団法人調布市医師会として地区医師会のトップを切って認定を受けたことは既にご承知のことと思われます。
また、全国の公益法人の移行申請件数も、前回ご案内した平成22年6月までの申請件数から、この4ヶ月で684件増加し、平成22年10月末現在で1,487件となり、認定・認可の件数も月を追うごとにさらに増加しております。
このような状況の中、皆様方地区医師会でも順調に準備が進められていることと思われます。平成25年11月30日までに、すべての医師会がそれぞれ最もふさわしい法人形態への移行が無事終了されますよう、今一度、進行状況のチェック、スケジュールの再確認をお願いしたいと思います。仮に現時点で公益か、一般か、の決定がなされていない場合は、早期に移行体制の確立をされます様お願いいたします。特に、来春に役員改選がある場合は、十分ご注意いただきたいと思います。又、時間が限られてきますと、認定・許可を受けることだけに目が行き、その後の運営において大きな問題が発生する危険も有り得ますので、どうか余裕をもって、あらゆる方面からの必要な検討を心がけください。
従来から申し上げておりますように、皆様方の会計を一番よく理解されている各地区の顧問会計士・税理士の皆様と事務局・理事会が協力し、期限までに無事移行されますことを切に望んでおります。今後とも日本医師会、東京都医師会から有用な情報の提供が行われますので、十分にご活用いただきたいと思います。
なお、相談する顧問会計士・税理士・外部のコンサルタントなどがいない場合については、ご質問等・ご相談事項があればFAXまたはメールにてお気軽にご連絡ください。できる限りお答えいたします。
また、すでに申請の準備が完了又は順調に進行している地区会様については一日も早い申請で、移行認定認可が受けられますことを祈念いたします。